ピアノやキーボードで悩むことと言えば運指の決め方です。
パターンを覚えてしまえば、一生使えます。
運指の勉強はクラッシックピアノ曲を参考にする
クラッシックピアノの楽譜を見ると、運指の指定がされています。
運指は、作法の一つと言うか、文化を守るのがクラッシック音楽の暗黙のルールです。
クラッシックピアノを勉強したことがある人なら、運指で迷うことは少ないはずです。
ポップス音楽からピアノを始めた方は、勉強のために有名なクラッシックピアノ曲の楽譜を買って参考にしてみるのも手です。
楽譜を購入前に、指番号がふってあるか確認してから買いましょう。
指番号が書いてないクラッシックピアノの楽譜もあります。
例えば、ドの音を2回や3回連続を弾く場合があります。
何も知らないと、同じ指で連続で弾いてしまいますが、ドを2回弾くのに「小指⇒親指」などの運指もありえます。
鍵盤楽器は、同じ音を連続で弾くのに向いていないのが、唯一の弱点です。
運指は逆算して考える
何事もそうですが、着地点(ゴール)を決めてから思考すると、順序が見えてきます。
ピアノやキーボードでも同じで、悩んでいるフレーズの最後の音は、どの指で終わらすかをまず考えます。
慣れない内は、すぐに忘れてしまうので、楽譜に指番号を消せるように、えんぴつやシャーペンで書き込みましょう。
指番号は
「親指=1、人差し指=2、中指=3、薬指=4、小指=5」です。
ピアノで指をくぐらせる時の法則
ピアノで運指が一番難しいのは、黒鍵がない曲と言われています。
つまり、Cメジャー(ハ長調)やAマイナー(イ短調)です。
黒鍵を弾いた後の次の指は、親指に設定するとうまく行きますが、場合によります。(逆算しましょう)
黒鍵は親指では基本弾かないことです。(オクターブ奏法やコード弾きの場合は例外です)
黒鍵から始まるフレーズの場合は、人差し指(2番)か中指(3番)から始めると、スムーズに行きます。
この時も、最後の指から逆算して考えると、すんなりいきます。
黒鍵がないフレーズの場合は、中指(3番)で親指をくぐらせるのが定番ですが、場合によっては薬指(4番)でくぐらせます。
どうしても思いつかない時の裏技
生ピアノでは出来ませんが、ありえないスピードでオクターブを移動する曲がたまにあります。
キーボードやシンセサイザーではオクターブボタンと言うものがありまして、設定次第で、瞬く間にオクターブを移動できます。
片手は同じフレーズを弾きながら、もう片手でオクターブボタンを押すだけです。
他には、両手で弾くことです。
打ち込みで作られた曲は、人間が弾くことを想定していないので、ありえないフレーズが出てくることがあります。
「指が足りないな」と思った時は、もう一方の片手で補います。
左手を交差させて、高音を弾いてもありです。
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