テーマも決まり、シナリオも決まり、後はメロディーに詞を当てはめるだけの人に向けた記事です。
この記事を読むと、音楽の聴き方が劇的に変わります。
作詞のやり方
ここで、現代曲の作りやすい作詞の方法を伝授します。
この方法が全てではないです。
一例として、はじめての作詞に役立ててください。
基本はリスナーに言いたいことが伝われば、作詞は自由です。
テーマが決まり、一枚の絵や写真のように映像で作品をイメージします。
ワンシーンやワンカットでも良いです。
芸術は、一枚の絵や写真や映像を『何で表現するか』の違いだけです。
音で表現するか、絵を描いて表現するか、モノや身体で表現するなどの違いだけです。
作者の伝えたいことの本質は変わりありません。
詞を書く順番
まず、作詞はどこからはじめるのかというと、サビから書き始めます。
サビ ⇒ Aメロ ⇒ Bメロ
の順番です。
サビにはどんなことを書くのか?
サビに何を書けばいいのかと言うと、【感情+どのくらい(大きさ・幅)】です。
「うれしい」という感情があり、どのくらいうれしいのかを言葉で表現します。
例を出します。
シャムシェイド 1/3の純情な感情 のサビ
(引用)
壊れるほど愛しても 1/3も伝わらない
(引用終了)
「壊れるほど」が、どのくらいで、「愛しても」が感情です。
「歌の文句じゃないんだから」と、言われるぐらい、大袈裟な方が伝わります。
そして、サビは単純な方が覚えてもらいやすいです。
海外ではサビのことを「コーラス」と言います。
これは、ライブなどで、「みんなで歌おう」と言う意味もあります。
Aメロの書き方
Aメロはその時の状況説明だったり回想です。
その時とは、サビの感情がうずいた時の状況説明です。
場所であったり、季節であったり、時間であったり、絵や写真を言葉で説明します。
例としては『寒空に夕日が沈む頃』などです。
Bメロの歌詞はセンスが問われる
Bメロはちょっと難しいです。なぜなら自由だからです。
格言・教訓・思想・哲学であったり、なんでもありです。
これを踏まえて、いろんなアーティストの作品を分析すると、いろいろ気付けます。
Bメロほど、センスが出るものは無いのでしょうか?
しかし、まだこれだけでは1曲完成しません。
勘の良い方は1曲出来るかも知れませんが、1コーラスだけで終わってしまう方がほとんどです。
1曲完成させるための続きは、「作詞作曲のコツ」で解説します。
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