歌がうまくなるためには、耳を鍛えなければなりません。
「耳を育てる」と、言ってもいいでしょう。
まずは、自分の声が、他の音と溶け込む感覚を養います。
耳の育て方
ミキサーなどを使い、ヘッドホン(イヤホン)でいいので、マイクを通して自分の出した声を聞きます。
最終的には、人に自分の歌を聞かせるわけですから、自分の声を研究してください。
最初は、自分の声が恥ずかしいと思います。
自分の声に違和感があると思いますが、慣れの問題です。
まずは、ロングトーンの練習をします。
キーボードを用意し、オルガンなどの音の伸びる音を選択して、正しい音程と一緒に、ヘッドホンから聞いてください。
ピアノは、減衰系の音ですので、音が伸びません。
なので、ボイトレには向いてません。
音の伸びる音と一緒に声を出すことで、どのくらいピッチがずれているのかや、音量のバラつきが聞こえてきます。
自分の声と、鳴らしている音が、溶ける感覚を養って下さい。
まっすぐ伸びた声は、聞いていて気持ちいいです。
この練習は、レコーディングにも強くなります。
ハーモニーの練習方法
ロングトーンができるようになったら、コードを鳴らしながら歌う練習します。
例えば、「C(ド・ミ・ソ)」というコードを鳴らします。
順番に「ド~、ミ~、ソ~」と音程を気にしながら、声を出してみてください。
これはハーモニーの練習です。これで耳を鍛えます。
慣れてきたら、「ド」を抜いて「ミとソ」を鳴らしながら、「ド」の音程を歌います。
自分の声は「ド」を出して、キーボードから「ミとソ」を鳴らして、コードの「C」の音になっていたらOKです。
「マイナーコード」や「7th」など、遊びながらいろいろ試してみて下さい。
曲中に、コードのハーモニーは聞こえているはずです。
歌の音痴な人は、このコードのハーモニーを意識してません。
なので、単音のロングトーンだけの練習は準備段階として、ハーモニーを意識した練習も取り入れましょう。
ハーモニーがわかってくると、自然とハモリも上手になります。
音程を取る基準は何から?
よく、「ボーカルはどこで音程を取っているのか?」という疑問があります。
一概には言えませんが、ベースの音程から判断して音を拾います。
メタルバンドは、低音しか聞こえません。
バンドでは、カラオケのように、ボーカルメロディーのガイドラインは流れてません。
カラオケで歌が上手い人が、バンドのボーカルになったら、音痴になることがあります。
ベースは基本コードのルート音を弾いているので、ルート音からメロディーの位置がわかるようになると、ハーモニーに強くなります。
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