ギターを長いこと弾いていると出てくる症状が、『弦のビビリ』です。
気にするべきなのか、気にしなくてもいいのか?
そんなところも検証してみましょう。
弦がビビる原因とは?
- ネックが反っている(順反り・逆反り)
- フレットの劣化・消耗
- 弦高の調整
まず、思いつく原因はこの3つです。
一つずつ解説していきます。
その前に確認しておきたい事は、ギターを購入してすぐなのか?長年弾いていたら『ビビリ』が出てしまったのか?このことを確認して下さい。
購入後すぐの場合は、楽器店の保証がついていることもあるので、速やか対処してもらいましょう。
ネックの反り(順反り・逆反り)
ギターを弦の張ってある方向に沿って上から覗くと、ネックの反り具合がわかります。
順反りというのは、ギターの弦が引っ張られている方向に曲がっている状態です。
逆反りはその名の通り、順反りの反対です。
性質が悪いのはねじれてしまうことです。
なぜ、ネックが反ってしまうのかと言うと、主な原因は『湿度』と言われています。
ギターは『木』で出来ているので、湿気を吸ってしまいます。
ギターの保管方法が原因とも言われていますが、賛否両論です。
『弦は緩めておく』
『ギターはネックから吊るすタイプを使ってギタースタンドは使わない』
など、言われています。
しかし、はっきりとした原因はわかりません。
一番いいのは保管しないで、毎日弾くということです。
ギターを弾くことによって、木の振動と共に、木の水分が蒸発しやすいという説があります。
基本ネックは反ります。
対処方法はネックの交換や、トラスロッドを回す、などがあります。
ほうって置いても直ることがあります。
フレットの劣化・摩擦消耗
特定の弦や特定のフレットを弾くと、ビビることがあります。
手癖や弾いているフレーズによって、フレットが削れてしまいます。
チョーキングも、フレットが摩擦する原因になります。
ビビリが出てしまったら、フレットの打ち直しか、ぶつかっているフレットをヤスリで削るなどあります。
フレットが削れないように弾くのには、ギターはアンプに通して、力まないようにギターを弾きましょう。
弦高の調整
弦のゲージ(太さ)を変えたり、ブリッジの高さを調整をすると、今まで大丈夫だったのに、急にビビリが出ることがあります。
対処方法は元に戻すだけです。
ギターを調整する時は、『一ついじったらチェック』と、慎重にチェックを繰り返しながら、行いましょう。
まとめ
ギターの弦が『ビビる』ことで、何が問題なのかというと、サスティーン(音の伸び)が無くなることです。
アンプを通さず、生のギターの音を聞いていると『ビビリ』が気になりますが、サスティーンも気にならないのなら、個人によりますがそのままでも大丈夫でしょう。
大事なギターで、どうしても直したいのなら、ギターをリペアに出すことをおすすめします。
ギターのパーツは、『消耗品』だと、いうことを覚えておいて下さい。
長いこと同じギターで弾くのなら、リペアマンに調整を出したり、パーツの交換は必要になります。
もしくは勉強と思って、自分でカスタム用にいじりまくることです。
その際は自己責任でお願いします。
さらに知識が深まる人気記事
ピアノ関連
>>>ピアノのコードの押え方と考え方<<<
ボーカル関連
>>>歌が上手くなる方法<<<
ギター関連
>>>ギターの弦がびびる原因とは?<<<
リズム関連
>>>5連符&2拍3連の数え方<<<
音楽理論関連
>>>作詞作曲のコツ<<<
ライブ関連
>>>衣装の決め方<<<
雑学関連
>>>肩こり予防の体操<<<