ギターのコードの押え方はたくさんあります。
その前に、難関と呼ばれるコード「F」が押えられなければ…。
ギターのコードの押え方
コードフォームには、
- パワーコード
- オープンコード
- セーハコード(バレーコード)
と呼ばれる、コードの押え方があります。
パワーコードとは、4弦5弦6弦の巻き弦を使ったコード奏法です。
主に、ロックやメタルで使われています。
音を歪ませると、迫力のあるサウンドになります。
オープンコードとは、開放弦を使ったコード奏法です。
アコースティックギターを弾く方はオープンコードから覚えていきましょう。
セーハコードとは、バレーコードと同じことですが、日本ではセーハコードの呼び方をよく使います。
セーハコードの意味は、一本の指で同じフレットを1弦から6弦まで押えてます。
セーハコードで有名で、難関とよばれているのは『コード・F』です。
ギターコード・Fの押え方
Fが押えられなくて挫折する方が多いですが、握力というか通称『ギター筋』と呼ばれる、ギターに必要な筋力が伴っていないのも、Fが押えられない原因の一つです。
Fのコードが押え方がわかる前提で説明しますが、Fはネックに近いので弦が硬く、力が入りづらいです。
余談ですが、なぜ、ネックに近いと押さえづらいのかというと、ネックに近いことで弦が沈みにくいからです。
1フレットと12フレットを押えてみれば、力の入れ具合が違うはずです。
話を戻します。
ギターは構造上、コードフォームは手を固定したままフレットをずらせば、コードが変わります。
Fのコードフォームのまま、コードCを弾きます。
6弦の1フレットから、6弦の8フレットに、Fの手の形を固定したまま移動します。
Fよりは力が入りやすいはずです。
6弦の8フレットから作る『C』のコードの音が、弦一本ずつきれいに出せるようになったら、7フレット6フレットと下げて行き、1フレットのFに辿り着くまで、ギター筋を鍛えていきましょう。
ギターに筋トレは必要か?練習時間どのくらい?
ギターに必要な筋力のことを「ギター筋」と称しましたが、腕立て伏せなどの筋トレは不必要です。
ギターを弾くのに、必要な持久力と体力はギターを弾くことでしか鍛えられません。
速弾きやカッティングなどの奏法も、同じことです。
どのくらいの練習量が必要なのかと言うと、ライブを想定した時間です。
インディーズバンドのライブ時間は一般的に30分間です。
最初は15分くらいから始めて、一日1分ずつ伸ばしていきましょう。
そして、毎日30分間持つ、持久力を維持します。
ミュージシャンもスポーツ選手と同じく、練習のやり過ぎにより身体の故障は付き物です。
余談ですがレコーディングの話しもします。
長時間のレコーディングは筋肉が疲労して、演奏力のレベルを低下します。
人間の集中力の限界は90分(1時間30分)と言われています。
レコーディングに集中力は必要です。
レコーディングも視野に入れるなら、毎日90分を限度に濃密な練習をしましょう。
楽しく継続して練習をするのが、ギター上達の道です。
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