クラッシックピアノ経験者がぶつかる壁と言えば、コードの押さえ方の仕組みと覚え方。
初心者でもわかるように解説します。
ピアノのコードとは何?
コードと聞くと紐を連想する方もいますが、コードとは和音の総称です。
例えば、「ド」と「ミ」と「ソ」を同時に弾きます。
この音の固まりを、人に伝えたり、メモをしたい時に、「ド」と「ミ」と「ソ」と伝えるより、「C」(コード)と一言で伝えたり、一文字で書くことができます。
言わば、略字のようなものです。
かなりの短縮ができます。
コード譜と呼ばれる、コード進行だけが書かれた表があります。
コードネームを「サッサッサッ」と書いたものをミュージシャンに渡せば、音楽という言語で会話ができます。
コードの知識はこの記事をお読み下さい。
ピアノ・キーボードのコードの押え方とアレンジ
コードの押え方は、状況によって変わります。
それは、ピアノの弾き語り、バンドアレンジのバッキング、ピアノソロなどです。
ピアノの弾き語りと言っても2パターンあります。
メロディーは自分で歌って、ピアノは伴奏で弾く奏法と、もう一つは、左手はコード・右手はメロディーを演奏する弾き方です。
ピアノコードの転回系をマスターする方法
コード譜を見ながら演奏するには、アレンジ力が必要になります。
アレンジ力を身に付けるには、アレンジされた曲をたくさんコピーすることに尽きます。
アレンジされている曲を弾いた上で、コードの分析も同時に行います。
コードのルート音に対して、何度の音を使っているのか楽譜に全部書きます。
書く場所は音符のとなりです。
左手は、ルートで、右手は3度と5度を弾いているなど認識します。
さらに、リズムパターンもじっくりと見ましょう。
この時に気付けるのが、コードは「ルート、3度、5度」の順番で全部弾いてないことです。
「3度、5度、ルート」や「5度、ルート、3度」などの順番で弾くことをコードの転回といいます。
なぜコードを転回するのか?
それは、メロディーを邪魔しない為です。
コード音の一番高い音を、トップノートと言います。
コードを転回しないで、コード進行をそのまま弾くと、トップノートだけで、メロディー的になってしまいます。
音楽のメインはメロディーなのに、バッキングコードもメロディー的になってしますと、音がぶつかり、音が濁ります。
コード進行に対してコードを転回する場合は、まず最初に、メロディーラインを邪魔しないように、コードのトップノートを設定します。
そのトップノートがあまり動かないように、次のコードを転回させます。
例えば、
C - G
というコード進行が合った時に、
ドミソ - シレソ
と、弾くということです。
まとめ
今回は3和音で説明しましたが、4和音に挑戦する前に、3和音をマスターして下さい。
4和音は、同時に鳴らしてしまうと、音域によっては音がつぶれてしまうので、1つ音を抜くことが多いです。
自分の耳を信じるか、プロがアレンジしたものを徹底的に分析して、自分のものにして行きましょう。
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