ボーカロイド初音ミクから生み出された人気の曲。
「千本桜」のピアノの弾き方を解説します。
初心者の躓きやすいポイントの攻略方法を公開します。
「千本桜」のピアノはなぜ難しいのか?
それは、テンポが速いことが一つあります。
それと、打ち込みで作られた曲なので、人が弾くことを想定しないで作られたものだと、推測します。
しかし、YouTubeなどの動画で演奏をしている人がいると言うことは、練習次第で、必ず弾けるようになります。
無料の楽譜は「GLNET+の千本桜」のバンドスコアを使います。
メロディーも弾く、「弾き語りバージョン」ではなく、バンド演奏バージョンです。
これで、コード感なをど覚えてから、弾き語りに挑戦するものありです。
PCや大き目のタブレットで見ることを、推奨します。
どの曲でも同じですが、ピアノの練習方法は細かく丁寧に行いましょう。
基本を忠実に地道に練習した方が、応用が利くようになります。
基本は、1日1小節ずづ確実に弾けるように練習しましょう。
テンポを極限まで落として、絶対にミスをしないレベルまでテンポを落とします。
千本桜は154小節なので、「154日 = 約5ヶ月」です。
小節のつなぎも、苦手なところは1日費やしたほうが良いです。
片手ずつ練習してから、両手で弾ける様にしましょう。
イントロやAメロなど繰り返しの部分もあるので、実際はもっと早い期間で弾ける様になります。
1日1小節で進めて行って、同じフレーズが出てきた日は、どうすればいいのか?
ゆっくりなテンポから練習して、原曲と同じテンポまで速度を上げて行くことが出来たのなら、先に進むか、原曲と同じテンポで弾けない小節に戻って重点的に、弾きづらいフレーズを練習しましょう。
クリックの鳴らし方
千本桜は16分音符が多いので、クリックも16分を鳴らして練習しましょう。
一音一音、クリックと重なるように練習します。
千本桜はキー「Dm」で♭が一つ付きます。「シ」がフラットします。
途中の転調では1音上がり「Em」になり#が一つ付きます。「ファ」がシャープします。
イントロ
イントロで、6連符の半分だけの長さが出てきます。
その時は、1拍だけをピックアップし、6連符で練習しましょう。
慣れれば16分を聞きながらでも、6連符は演奏できます。
ピアノで重要なことは「この音はどの指で弾くか決めておく」ということです。
運指 = 指番号 となります。
譜面を読むのが得意な方はすらすら進んでしまいますが、暗譜してピアノを弾くには指番号もしっかりと覚えておくことです。
紙に書くなり「1241235」など親指を「1」として指の返しなど先に決めておきます。
運指を考えるコツは、逆算することです。
「最後にこの指を持ってくるには1つ前はあの指ではなくてはスムーズに弾けない」など逆から考えます。
Aメロ
16分音符が多いので、16分でメトロノームやクリックを鳴らしながら練習しましょう。
Bメロ
4分音符が多いので比較的に簡単だと思います。
ピアノ初心者は、ここから弾き始めてピアノの感覚を養うのも有りです。
サビ
左手は簡単ですが、両手で弾くと、右手と左手が交互になるフレーズがあります。
片手ずつ練習してから両手で弾きましょう。
どうしてもつられてしまう場合は口でフレーズを歌えるようにしてから、弾き始めましょう。
ソロ
千本桜のピアノソロが一番の見せ場ですね。
ソロには、32連符が出てきます。
32連符はメトロノームに搭載されていないので、テンポ60で練習していたなら、テンポ120で16分を鳴らして、倍の数でカウントを取ってください。
運指が少し難しいかも知れません。
指の返しは、薬指から親指に回さないと、間に合いません。
先に絶対に変えられない指を決めておいて、逆算して下さい。
指もかなり離れているフレーズがあるので、目を瞑っても指が着地点の音に収まるように、身体で覚えるまで弾き込んで下さい。
転調
転調すると、♭(フラット)や#(シャープ)の位置が変わるので、気を付けて下さい。
リズムパターンはほぼ同じですので、頭を切り替えて弾きましょう。
まとめ
ピアノが上手になるには地道に少しずつ、確実に進めていくしかありません。
地道に続けていると、突然上手くなることがあります。
1日1小節をテンポ40~60くらいから始めて、原曲のテンポまで2ずつ進めて行って下さい。
千本桜のテンポは、154ぐらいです。
この練習を続けていくと、どんなテンポでも弾けるようになります。
次の曲に取り掛かったときに、圧倒的なレベルアップが実感できます。
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