作曲はどこから始めればいいの?
順序を守れば「メロディーが浮かばない」なんてことは無くなります。
誰でも作れる、作曲方法を公開します。
作曲のポイント
まず理解して置きたいポイントは、「作曲」と「アレンジ」は別で考えます。
なぜなら、作曲に慣れていない初心者が作曲の作業をはじめれば、アレンジで躓くからです。
作詞作曲の順序は、慣れるまで、
作曲 ⇒ 作詞 ⇒ アレンジ
の3つの順番で進めましょう。
曲から作るのを「曲先」、詞から作るのを「詞先」といいますが、現代の音楽の95%は「曲先」です。
作曲で必要な知識は、コード進行だけです。
なので、音楽理論を学習しましょう。
ミュージシャンに音楽理論は必要か?と、よくある質問の一つだと思いますが、音楽理論を知らなくても、作曲はできます。
音楽理論は作曲し終わった後に自分の作曲の癖を知る術でもあります。
「またこのコード進行を使ってしまった」など、自分の癖がわかります。
音楽理論を知っていると、いろんなパターンのコード進行を使うことができるようになり、曲の量産ももちろんのこと、毎回作った曲が似てしまうということが少なくなります。
かと言って、世の中には3コードだけで100曲作れてしまう人もいます。
自分のスタイルを確立してください。
単純に、コード進行とテンポだけ決めてしまえば、30分で、AメロBメロサビのメロディーは作れます。
脳はすぐ手抜きをするので、思いっきり負荷をかけましょう。覚醒させます。
コード進行を聞きながらメロディーが作れない人は、アレンジもできなければ、ギターソロなどのソロも作れません。
作曲の基本的な知識
プロの世界から覗いて見ます。
職業作曲家は、アレンジを含め、一日で1曲作ります。
よくあるパターンは、Aメロ、Bメロ、サビのアレンジの終えた1コーラスを提出するパターンです。
アレンジを含め全部曲を作り終えてから、作品を提出して、採用されなければ、時間の無駄です。
歌い手さんのイメージに合い、1コーラスが採用されれば、「続きを作って来て」と言われます。
売れっ子の作曲家は、「1週間で10曲作って」と依頼が来たと、ツイッターで嘆いてました。
コード進行の学習を始めればわかることですが、コード進行はほぼ出尽くしたと言われてます。
初めての作曲から、新しいコード進行は考える必要はありません。
曲の良し悪しはアレンジ次第です。
アレンジで曲の物語を引き立たせます。
作曲に必要なものは、DTMソフトやDAWソフトです。
フリーソフトもあるようですが、すぐに限界が来ます。
使い安さは、「慣れ」の問題ですから、最初から使い込んでみたいソフトの購入することをお勧めします。
今は中古ぐらいでしか扱われてないですが、ハードのシーケンサーがあれば問題ないでしょう。
作曲では、いわゆる「打ち込み」という作業をします。
手書きの譜面でも構いませんが、パソコンの作業を覚えたほうが便利です。
始めて作曲する方は、100曲目作るつもりで、淡々と作り始めましょう。
とにかく作りまくるしか上達の道はありません。
職業作曲家の話では仮音源を作るのは1コーラスでしたが、始めて作曲する方は、最後まで、作り込むことです。
途中でやめてしまうと、あきらめ癖がついてしまいます。
アレンジが終えるまで、いい曲とかボツ曲とかの判断はできないので、やるきることが作曲のコツです。
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