コードを数字化することによって、作業効率が上がります。かなり便利です。
なぜ、簡単に転調ができるのか?そんな秘密を紐解いていきたいと思います。
コードの数字化する方法
音楽理論書だけ読んでも、音楽が理解できる訳ではありません。
多くの人は意味がわからず、そっと理論書を閉じます。
音楽理論は、実力を上げる「ブースター」代わりに使いましょう。
それでは、始めます。
数字化する時はローマ数字を使います。
key of C
C△7 ⇒ Ⅰ△7
Dm7 ⇒ Ⅱm7
Em7 ⇒ Ⅲm7
F△7 ⇒ Ⅳ△7
G7 ⇒ Ⅴ7
Am7 ⇒ Ⅵm7
Bm7(♭5) ⇒ Ⅶm7(♭5)
※「△」はメジャーの略です。大文字の「M」と書く書き方もあります。
転調しても、数字は変わりません。例を一つだけ上げると
key of A
A△7 ⇒ Ⅰ△7
Bm7 ⇒ Ⅱm7
C#m7 ⇒ Ⅲm7
D△7 ⇒ Ⅳ△7
E7 ⇒ Ⅴ7
F#m7 ⇒ Ⅵm7
G#m7(♭5) ⇒ Ⅶm7(♭5)
となります。
keyが転調して#や♭が増えれば、コードネームにも#や♭は付きます。
数字でコード進行を覚えてしまえば、どんなキーにも対応が出来るようになります。
または、他人の曲の分析に役に立ちます。
音階とは?
音階というのは字の如く、音の階段です。
数字化にすることによって音の距離がわかりやすくなります。
ベースラインを聞けば、「このコード進行はあれかな?」ぐらいの聞き分けができるようになります。
「なぜ、こんなことができるか」というと、現代音楽は平均律という調律を採用してます。
どのKeyに移動しても、音の距離が変わらないのです。
平均律の他に純正律という調律があります。
世界一美しいハーモニーを奏でるウィーン少年合唱団は純正律で歌っていると言われてます。
平均律のいい所は、転調がしやすいこと。
しかし、音に少し濁りがある。
純正律のいい所は、ハーモニーが美しい。
しかし、曲の途中での転調することができない。
ピアノなど、調律が固定させているの楽器は、純正律で演奏するとなると、Keyごとに楽器が必要になり、12台用意しないと、曲によってついていけない点が上げられます。
ピアノは「楽器の王様」と呼ばれていますが、調律の問題で、オーケストラの主役にはなれませんでした。
まとめ
コードを数字化することで、転調などやりやすくなります。
それと、コード進行の勉強に役立ちます。
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