ボーカルを始めるに当たって出てくる問題と言えば、練習場所の問題です。
大きい声で自宅で練習ができればいいのに…。
ボーカルの練習場所と言えば?
大きい声で歌うのに必要な場所は、限られてますね。
カラオケボックス
音楽スタジオ
車の中
河川敷
音楽室
公園
など、いろんなところで練習場所にしているようです。
人目を気にするのなら、必然的に『カラオケボックス』か『音楽スタジオ』になってしまいますが、だいぶ費用が掛かってしまいます。
自宅で練習できれば、費用も場所も問題解決できますよね。
自宅でもできる、おすすめの歌の練習方法
大きい声で練習すると、何が問題かと言えば、誰かに歌の練習を聞かれてしまって『恥ずかしい』というケースが多いようです。
他には、家の壁がうすいので、『近所迷惑』など他人が関わってきます。
解決方法は、『大きい声で歌わない』と言うことです。
では、どうやって練習するのか?
それは『ハミング』で練習します。
ハミングとは、「鼻から声(息)を通して歌う方法」です。
口は開かずに鼻で歌うような感覚です。
鼻歌とは、鼻に掛かった小さい声で歌うことのようなので、ハミングとは少し意味が違うようです。
ハミングをしてみて、鼻をつまんだら息が出なくなったら正解です。
ハミングをマスターしてくると、高音域が出やすくなってくるので『ハイトーンボーカリスト』を目指す人は、更におすすめです。
なぜハミングで練習するのか?
ここでは練習を分けて考えます。
- 声量を上げる練習
- 歌詞を覚える練習
- メロディーの音程を正確に歌う練習
- メロディーのリズムを正確に歌う練習
ハミングで練習すると、声帯が鍛えれるので必然的に声量も上がります。
それでも、声量を上げる練習は、実際大きい声で練習した方が良いです。
ここでは、『歌詞を覚える練習』と『メロディーの音程を正確に歌う練習』と『メロディーのリズムを正確に歌う』に、焦点を当てていきます。
自宅での練習は、『歌詞を覚えるだけの練習』と『メロディーを覚えるだけの練習』と、別々に練習した方が、結果的に効率よく練習が出来ます。
ハミングで練習すると、相乗効果で小さい音が出せるようになり、歌の強弱が付き、歌の表現力が「ぐっ」と上がります。
練習時間と練習頻度はどれくらいがベスト?
咽喉も声帯も筋肉ですので、毎日練習することで、理想の声が維持できます。
咽喉は、かなり気を使うデリケートな楽器です。
練習のやり過ぎで、声が枯れてしまったりしては本末転倒なので、少しずつ練習時間を増やしていきます。
5分から10分ぐらいから練習を始めて、一日1分ずつ練習時間を増やしていきましょう。
筋トレと同じです。
一日1分ずつ練習時間を増やして行き、普段のライブの持ち時間が30分なら、毎日30分の集中した練習時間まで増やすことがおすすめです。
とは言え、本番のライブはマイクを使って歌うのであれば、スタジオでマイクを使って練習することも必要です。
ハミングで練習して歌唱力の上達が感じられたら、スタジオに行きたくなるとは思いますが…。
毎日コツコツと積み重ねて行きましょう!
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