ボイストレーニングに、ウォーミングアップ用の曲を用意しましょう。
声は生もの(なまもの)なので、毎日調子が変わります。
同じ曲を毎回歌うことで、声の調子がわかるようになったらすごくないですか?
自分の好きな曲を歌う
カラオケの歌いやすい曲は世代別に違うと思います。
バンドを始めたての10代や20代の人におすすめするんだったら、どんな曲がいいんでしょうか?
「モンゴル800」が定番ですかね?
カラオケで歌いやすい曲をバンドで練習して、
バンドメンバー全員で演奏が出来るとレベルアップもします。
ライブでもたまに演奏して、お客さんを喜ばせることが出来ます。
好きなジャンルにもよりますけど、盛り上がる系のアップテンポの曲と、歌唱力がわかってしまうバラード系の、2曲を練習した方が良いです。
自分の好きな曲で大丈夫です。
盛り上がる曲は、リズム感の練習になります。
テンポが早く、ノリが重視されるので、リズム感が鍛えれます。
しかし、歌唱力が上がるのかと言われれば、少し首を傾げたくなります。
盛り上がる系の歌いやすい曲と言うのは、メロディーが単調で勢いでごまかせます。
盛り上がる系の曲は歌えるけど、バラードはぜんぜんダメって人は結構います。
ロングトーンの練習
バラード系の曲は、ちょっと難易度があがります。
バラードは抑揚(メリハリ)をつけなければ、聞いている人は眠たくなります。
バラードには声を一定に出す訓練になる、ロングトーンが必要です。
ビブラートもかけた方が、上手に聞こえます。
抑揚の付け方は、まずは音の強弱を意識します。
1文字1文字です。1音ずつという意味です。
1音ずつボリュームが違うぐらい、大袈裟にやって丁度いいです。
ビブラートのかけ方は、好きな歌手のビブラートを真似してみて下さい。
好きな歌手の完全コピーを意識するだけでも、歌唱力は上がります。
と、言っても、ビブラートのかけ方がわからない人もいると思うので、解説します。
ビブラートは、出したい音とその半音下の音を、行ったり来たりします。
ゆっくりなスピードから始めて、徐々にスピードを上げます。
4分音符で始めて、32連符まで持っていく感じです。
2人でハモったり、グループで歌うときは、ビブラートはかけないようにしましょう。
1人で歌って、レコーディングの時にハモリを入れる場合は、ビブラートの癖が同じなので、音がぶつかりません。
2人でハモる時に、ビブラートを欠けると、癖が違うので違和感が出てしまいます。
まとめ
同じ曲を歌い続けることで、自分のレベルの向上や、調子がわかります。
リズム感を鍛える為の曲と、歌唱力を上げるバラード系の2曲を用意しましょう。
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