ボーカリストにとって、咽喉は楽器であり、商売道具でもあります。
使いすぎたり、ケアを怠ると、後で取り返しがつかない事態に発展しかねません。
いい声をキープする為にも、予防策を取っておきましょう。
声が出なくなったり、かすれる原因と対処方法
1、大声の出しすぎ
ライブ中など、ついついテンションが上がってしまい、シャウトし過ぎてしまう場合があります。
ライブ中のMCで、「今日のライブで声が出なくなっても、全部出し切るぞ」など、言ったとしても、咽喉の為に、大きい声やシャウトする時は、音量はセーブし、アクションでカバーしましょう。
どのようにアクションするかと言うと、手に力が入っているようにみせ、マイクを小刻みに揺らします。
2、咽喉の乾燥
咽喉も粘膜で覆われるため、乾燥には弱いです。
マスクもするものいいですが、こまめに水を飲むことをおすすめします。
水は、ミネラルウォーターのような湧き水が好ましいです。
3、ストレス・プレッシャー
プロの歌手でも、一度売れてから、その後なかなかヒットが出せないプレッシャーからなのか、声がかすれてしまう、「機能性発声障害」という障害があります。
「機能性発声障害」とは、声帯ポリープや声帯結節など(器質的な病変)がなくても、声がかすれてしまうことです。
特に風邪を引いた訳でもなく、咽喉に痛みがなくても、声がかすれたりしてしまう場合は、「耳鼻咽喉科」に行って、早期に相談するのが良いでしょう。
週に1度は、森や川が多い自然に触れて休暇を取ると、心のヒーリングになります。
お金と時間に余裕がある方は、ハワイなどの南国に行くと、リフレッシュできます。
まとめ
ずっと、咽喉を大事にしたい方は、日常会話からの発声にも気をつけたいところです。
ボーカル教室に通えばよいのかと言うと、いろんな先生がいて、いろんな教え方があります。
例えば、高い声を出すのにも、咽喉仏を下げて出す方法や、ワニのように上あごを動かして歌う方法など、2パターンあります。
自分に合った歌い方を知らないまま、咽喉を酷使するのは危険です。
その為には正しい知識を付ける必要があります。
おすすめの本は
すぐに歌がうまくなる「新常識」 [ 小泉誠司 ] |
いろんな本を読み、自分に合った発声方法を取得して下さい。
なんとなく、何十年話し続けても、アナウンサーなどに慣れる訳ではなく、意識して練習を続けることで、『スキル』として身に付きます。
最後にもう一度書きますが、咽喉の異常が続くようでしたら、耳鼻咽喉科に行くことをおすすめします。
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