練習をしたくてもなかなか出来ないのが、PAさんとのやり取りです。
本番の練習は本番でしかできなく、プロのミュージシャンなら専属のPAさんを雇いますが、ほとんどは現場によってPAさんが変わります。
音量の合わせ方。基準は?
はっきりと最初に言いますが、ライブハウスのPAさんを信頼しても大丈夫です。
毎日PAをして、演者よりも経験値が高い人の方が多いです。(稀にはずれを引く事がありますが。。。)
ハウリングが多い場合は、ボーカルのマイクの持ち方や立ち位置が原因なことが多いですが、素直に何が原因か聞いても大丈夫です。
本番中にハウリングが起こるとライブが冷めます。
ライブやコンサートで、無理難題や愚痴をこぼす人がいますが、大抵は緊張や練習不足による不安を、PAさんの性にしているだけです。
リハーサル中に外音をチェックする人もいますが、あまり意味がありません。
お客さんが入れば、人間に音が吸収され、音のバランスが変わります。
どうしても外音が気になるなら、ボーカルに任せましょう。
ギターリストは必ずギターの音量を上げて下さいと言い出します。
ベーシストはベースを上げて下さいと言います。
それでは収集がつかなくなります。
歌がメインなので、歌を目立たせましょう。
ボーカルの声量がない場合はボーカルに合わせて、全体を下げてもらって下さい。
基本は、ドラムやボーカルの生ものにボリュームを合わせます。
フットモニターの注文の出し方
ステージ側のモニターの返しは「ドラム3点」と行きたいところですが、一番楽なのは、フットモニターを外音と同じバランスにしてもらうことです。
特にギターリストはギターソロがあったり、アルペジオがあったり、歪んだ音があったり、音量のバラつきがあります。
常にお客さんにはどう聞こえているのか、気にする必要があります。
もっとソロの音を大きくしてほしかったなど、後から不満は出てきます。
だったら、自分でボリュームをいじれるようにします。
ボリュームペダルは必需品です。
その為に、外音と同じバランスにフットモニターから出してもらいます。
そうすれば、PAさんが変わっても、同じ音量のバランスが出しやすいです。
最近のプロはワイヤレスのイヤーモニターを使用してますが、金銭面に余裕がある人は購入を考えてもいいと思います。
相場は2万5千円から5万円くらいです。
ライブ終了後はPAさんにお礼を言いつつ、アドバイスをもらいに行くと尚更いいです。
缶コーヒーの一本でも差し入れしたら、喜ばれます。
PAさんは何百というバンドを見てきてます。
PA会社からライブハウスへの派遣の方が多いと思いますが、ライブハウスの店長より、音に関してはマニアックです。
経営とあまり関係ないので、本音で話してくれたりします。
アレンジ面や機材のことも聞けば、いろいろ教えてくれます。
本番でしかできない、「ライブのMC」に関して聞いた方がよい場合もあるでしょう。
参考になる、同じライブハウスに出ているバンドを紹介しくてる時もあります。
たまに「君たちはこのバンドを聞いた方がいいよ」など、海外のおすすめのバンドを教えてくれる場合もあります。
ただ、マニアックなバンド過ぎて、よくわからないことが多いので、それはあまり期待はしないで下さい。笑
気持ちよくライブができるようになると、相乗効果でいろんなことがうまく回り始めることと思います。
スタッフさんを低く見るミュージシャンがたまにいますが、スタッフさんあっての本番だということを忘れずに!
まとめ
ステージの中音(なかおと)は、外音(そとおと)のバランスで返してもらう。
音量の基準は、生楽器のドラムとボーカルに合わせる。
ライブが終わったら、PAさんから直接的にアドバイスをもらう
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