なぜ、ライブのアンコールはお約束となってしまったのか?
そして、アンコールは準備しているのか?と、いうところを検証したいと思います。
メジャーバンドとインディーズバンドのアンコールの違い
メジャーバンドでは、アンコールはお約束となっていますが、インディーズバンドの場合はどうでしょうか?
私の経験上、インディーズバンドでもアンコールはあります。
しかし、インディーズバンドのアンコールには条件があります。
インディーズバンドは基本、対バン方式が多く、演奏時間が決められています。
ライブハウスによって違いはあると思いますが、ライブハウスが組んだブッキングでは、一番お客さんを呼んでいるバンドを最後(トリ)に持って行きます。
そうすることで、お客さんの少ないバンドも多くの人の目に触れることが出来ます。
インディーズバンドでアンコールが出来る条件とは、その日に一番お客さんを呼んでいて、出順が最後(トリ)という条件が必要です。
もちろん、ライブが盛り上がり、アンコールが起こらなければ、もう一度出ることはないでしょう。
出順が最後(トリ)の場合はアンコールを準備して置きましょう。
アンコールが起きて、準備をしていなくて、一度演奏して曲をもう一度演奏しても、しらける場合があります。
演出上のアンコール
メジャーアーティストやメジャーバンドは基本的に、アンコールを準備しています。
お芝居などの舞台ではカーテンコールと呼びますが、演出上、メンバー紹介などアンコールに組み込んだ方が自然です。
それと、衣装チェンジを兼ねて、ツアーTシャツやバンドTシャツに着替えて、物販の促進をします。
アンコール曲もあらかじめ準備はしています。
なぜなら、照明からPAの音量バランス、音源の同期などアンコールい1曲だけでも、多くのスタッフの協力が必要です。
ましてや、プロが中途半端な演奏は出来ません。
一方、海外のアーティストは言うと、私が見たライブの限りでは、アンコールが起きても、終了のアナウンスと共にライブが終了しました。
ドラマの水戸黄門でよく例えられますが、日本人は「お約束が好き」と国民性としてあるようです。
お約束のライブのアンコールに賛否両論はあると思いますが、暖かく受け入れたら、アーティスト側も喜びます。
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