音楽CDが売れない時代、と言われるようになりました。
仮説を立てたところで世の中が変わる訳ではないですが、何かひらめくような役に立つ情報になれば、と思ってます。
そもそも、絶頂期と比べているのがおかしいのか?
CDをたくさん買う世代とは?
CDをよく買う世代は、中学生や高校生が多い、と言われて来てました。
お小遣いが自由に使えるようになるのと、音楽に興味が出て来る年頃だったのでしょう。
音楽番組の衰退
昭和から平成にかけて、たくさんの音楽番組が放送されていました。
それに、ドラマの黄金時代で、『トレンディードラマ』と呼ばれていたドラマが、視聴率が20%を超えたり、そのドラマの主題歌となったタイアップ曲も売れていました。
『ミリオンセラー』と呼ばれる、100万枚以上のアルバムCDが売れることがよくありました。
現代は1万枚売れれば、週間オリコンチャートの10位以内には入れます。
カラオケブームの衰退
大勢で楽しめて、新しい娯楽としてカラオケが流行り始めた頃、カラオケを歌う為にこぞってCDを買い、練習に励んでいた時代がありました。
現代は、『一人カラオケ』が常識化されてきました。
よく言われているCDが売れない原因
『活字離れ』
『車離れ』
『バイク離れ』
『テレビ離れ』
などの『若者の○○離れ』と言う言葉が出来ました。
そのうち『音楽離れ』や『CD離れ』と言う言葉も出てくるのでしょうか?
日本とは違い、アメリカや海外ではすぐ買いに行けるCDショップがない影響なのか、数多く閉店をしているようです。
そのため、ダウンロード販売が主流になってきているそうです。
モバイルの時代
原因はいろいろとあると思いますが、よく言われているのはブロードバンドの普及とスマホの多様化です。
音楽は時間の芸術なので、時間がないと聞く期間が減ります。
通信費にお小遣いが使われているので、CDを買う余裕がなくなっているとも言われています。
時間を割くという面では、スマホゲームなどのアプリも影響があると思われます。
そこが問題じゃない説もあります。
ダウンロードやアップロードが問題にもなっていますが、何百年も残るような名曲と呼ばれる作品も少なく、楽曲レベルの低下と共に売れなくなっているとも言われています。
似たような曲ばかりで、飽きられてしまったのでしょうか?
これは何十年も前からも言われていますが、ロックなどの『コード進行は出尽くした』と言われています。
曲のアレンジやおもしろい歌詞がモノを言います。
これからの音楽業界は?
大衆向けの歌謡曲より、コアなファン向けのマニアな曲が安定して売れています。
1曲だけ気に入っただけのようなアーティストは、新曲が期待はずれだと、すぐにあきられ、乗り換えられてしまいます。
CDは相変わらず売れにくいですが、ライブがメインのアーティストは、ライブの興行収入とグッズ販売で収益を上げています。
有名なクラッシックの作曲家達が生きていた時代は、音源など無く、コンサートが主流でした。
現在は、元に戻ったようなものです。
ライブやコンサートにお客さんを呼べるアーティストが、生き残れます。
音楽をビジネスライクに考えても、時代の流れには逆らえません。
音楽は世界共通言語です。
そして、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画サイトを使えば、個人で音楽という情報発信も出来る時代です。
新しい時代にすぐに対応できるアーティストが生き残れます。
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