オリジナルの曲を作ると、まず最初にバンドメンバーに渡すのが、コード進行を書いた紙やメールとデモ音源。
勘違いしたままコードの書き方を覚えてしまうと、後で大変なことに…。
コードの書き方
コピーバンドでも、オリジナルソングを演奏するバンドでも、コード進行をまとめた表のやりとりが出てきます。
コード進行を見ながら演奏する時は、自分で書いた方が見やすいし、まとめやすくて便利です。
コードの知識はこちらの記事をお読み下さい。
「コードの知識」
「Em」というコードは手書きでは、「Em」や「E-」と書きます。
なぜ「-(マイナス)」と書くというと、「M7」(メジャーセブンス)の大文字の「M」と使い分ける為です。
ジャズの世界では、演奏する前に、コード進行をパッパッと言います。
急いで書いた時に、見間違えを防ぐ為に略して書く書き方が生まれたと言われています。
話を戻しますが、「m」「M」を見分ける為です。
マイナーを「-」と書いたときは、メジャー7thの「M」は大文字で書きます。
CM7 A-7 D-7 G7
と、こんな感じで書きます。
マイナーを小文字の「m」で書いた時は、メジャー7thは「△」(三角)で書きます。
C△7 Am7 Dm7 G7
と、書きます。
余談ですが、「AmM7」(エーマイナーセブン メジャーセブンス)というコードがあります。
「Am△7」や「A-M7」と書いた方が見やすくないですか?
ディミニッシュの書き方
ポップスでもよく使いますが、ジャズでもよく使うコードの、dim(ディミニッシュ)の説明です。
dimの略字は「○(まる)」です。
「Adim」は「A○」と書きます。
続いて、ハーフディミッシュについてです。
ハーフディミニッシュとは「Am7(♭5)」(エーマイナセブンフラットファイブ)などの「m7(♭5)」の別名です。
手で書くと大変そうですね。
ディミニッシュの半分なので、ハーフディミニッシュは「Φ」と書きます。
丸に棒線を引きます。
オンコードの書き方
オンコードとは、「この音をベース音に持っていって下さい」という指示です。
例えば、「Am7onG」(エーマイナーセブン オン ジー)と書いてあったら、「G(ソ)」を一番下のベース音にして下さいという意味です。
オンコードの「on」は「/(スラッシュ)」で表記します。
手で書くときは「Am7/G」と書きます。
まとめ
「m」(マイナー)を「-」(マイナス)と書いたり、「M7」を「△7」と書くかは個人の自由です。
何度か覚えたい曲のコード進行を手で書いてみて、書きやすい方法を見つけましょう。
自分で書いたコード表を人に渡すときは、説明できるといいですね。
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