TAB譜から卒業したい方や、クラッシックギターを弾く方はご覧下さい。
最初に覚えるのは2つの弦だけです。
覚える2本の弦は何弦?
チューニングの際に必要な、開放弦の「EADGBE」(ミラレソシミ)から覚え始めたと思います。
そして、覚える2本の弦は、5弦(A)と4弦(D)です。
まずは、5弦から覚えましょう。
ギターの構造上、1フレット進むことに半音上がります。
5弦だけのドレミ~を覚えます。
ドレミファソラシドは、
全音-全音-半音-全音-全音-全音-半音
と、進んでいきます。
全音とはピアノで考えると、黒鍵を挟むところが全音です。
では、5弦のドレミファソラシドです。
5弦のフレットを
3-5-7-8-10-12-14-15
ドーレーミーファーソーラーシード
と、進んで下さい。
次は4弦です。
4弦のフレットを
0-2-3-5-7-9-10-12
レーミーファーソーラーシードーレ
と、進みます。
この5弦と4弦は暗記できるまで、弾き込んだり、「ドーはドーナツの~」「ドレミの歌」を弾いたりして、覚えて下さい。
4弦の7フレットは?と、聞かれたら、
「ソ」と、答えられるようになるまで暗記して下さい。
オクターブ奏法で覚える
5弦と4弦を完全に覚えられら、次に進んで下さい。
ギターの構造の特性を生かした覚え方です。
それは、オクターブ奏法を使います。
5弦の3フレットの「ド」の、1オクターブ上は3弦の5フレットの「ド」です。
音名は同じですが、1オクターブ違います。
5弦の3フレットから、オクターブ奏法の手の形のまま、「ドレミ~」と、進むだけで、3弦もすぐに導き出せます。
次は4弦です。
ちょっと複雑ですけど、4弦がかなりの鍵を握っています。
しっかりと理解して下さい。
4弦のオクターブ奏法は、ちょっと特殊で、4弦の5フレットの「ソ」、1オクターブ上の「ソ」は、2弦の8フレットです。
5弦と3弦の時は2フレット分離れていましたが、4弦と2弦は3フレット分離れています。
2弦の「ミ」はどこだろう?と思った時は、4弦の「ミ」から導き出せば良いだけです。
4弦の「ミ」は2フレット目、と、すぐに出てくれば、問題ないです。
次に進みましょう。
次は6弦の音名を導く方法です。
これも4弦を使います。
4弦と6弦の関係は2フレット分離れると、オクターブ違いになります。
6弦の「ラ」を知りたいときは、4弦の「ラ」の2フレット下です。
答えは、6弦の5フレットと4弦の7フレットです。
残るは1弦だけですが、1弦は6弦と同じなので、4弦から導き出せます。
まとめ
実際にギターを持ちながら、実践して見て下さい。
ギターの指板の音名がわかると、なぜか、ギターが小さく見えます。
TAB譜を見ながら弾いていたら、「こんなに指は開かないよ」と、思っていたら、弦を一つ飛ばせば、案外近いポディションだったりします。
他には、作曲を始めた時や、バンドメンバーに「それはこの音だよ」と、伝えたい時に役に立ちます。
あとは、クラッシックギターの楽譜は、TAB譜が付いてないことが多いので、楽譜が読めれば、すぐに弾き始められます。
まずは、5弦と4弦をしっかりと覚えましょう。
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