楽器のアレンジと演奏者によって曲の雰囲気がもっとも変わるポディションの「ベース」です。
ベースはシンプルが故に奥が深い楽器です。
リズム楽器と思いきや、メロディー楽器でもあります。そんなベースのアレンジ方法は?
アレンジは一人で行う
Aメロ、Bメロ、サビのドラムパターンが決まったら、次はベースを打ち込みます。
打ち込みで作曲をしている方は、現在、シーケンサーのトラックは、「PAD系の音色でコード」、「メロディー」、「ドラム4tr」です。
PAD系の音色でコードを流す理由は、アレンジの邪魔をしないためです。
白玉のコード進行を鳴らしているトラックの音色をピアノやストリングにすると、大人しめの曲調になるというか、音色に引っ張られます。
白玉のコード進行の音色はPAD系のデジタル音で行きましょう。
これからベース音を足していきます。
ベースが打ち込み終わると、少し曲らしく聞こえてきます。
重要なポイントですが、アレンジは基本1人で行いましょう!
例えば、バンドを組んでいて、オリジナル曲を作ろうとなると、バンドメンバーがそれぞれで、自分の担当の楽器のアレンジする傾向があります。
レコーディングをした時に、音がぶつかっていることに気付いたり、個々のアレンジのレベルがそれぞれ違うので、めちゃめちゃなことが多いです。
作曲者がアレンジまで出来る方が、イメージ通りの曲が出来やすいです。
行き詰っても、一箇所やワンフレーズ手伝ってもらうくらいにしましょう。
ベースラインの作り方
では、ベースラインの作り方ですが、基本はコードのRoot(根音・1st)と5thを使います。
和名で言うと「1度と5度」です。
経過音として「ルート」や「5th」以外の音を使っても大丈夫ですが、いろいろ試したり、好きなアーティストのバンドスコアを見て検証していきましょう。
敢えてベースラインにコードトーンを外すと、曲の雰囲気が変わります。
基本的には、Aメロが8小節だとしたら、4小節目には軽いオブリを入れて、8小節目は普通にオブリを入れましょう。
オブリとはオブリガートのことで、別名「おかず」とも言われていて、メロディーを弾き立たせるための短いフレーズです。
メロディーっぽいフレーズになっても大丈夫です。
そして、ドラムの「バスドラ」が鳴っているところには、基本ベースを入れます。
リズムの縦の線を揃えます。
いろんな曲のアナライズ(分析)をしていくと、バスドラとベースの縦の線が重なってない場合がありますが、なぜそれが成立してしまうのか、他のパートを含んでじっくり見ると気付きがあります。
もしくは、そこのフレーズだけ、打ち込んで見て、重なってなかったのを重ねたらどうなるのかなど、いろいろ検証してみましょう。
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