なぜ、作詞をする前にストーリーを書くのか?
それは人は、ストーリー(物語)に反応してしまうからです。
ストーリーの重要性
小さな子供が、絵本や童話を喜んで聞いてくれるのは、物語に反応してしまうからです。
そういうもんだと割り切ってしまってます。
神話など宗教もよく、ストーリーを使います。
お笑いの「コント」もストーリーです。
話の面白い人は、ストーリー仕立てで話してます。
映画や小説など、入り込んでしまうのは、そういうことです。
勝手に脳がイメージしてしまいます。
ストーリー・物語は、小説のように書くと、作詞しやすいですが、箇条書きでも問題ないです。
最終的に歌詞になれば、大丈夫です。
作詞の下準備
ドラマ仕立てに書くと、あとで書く歌詞が書きやすくなります。
「誰が」「誰に」「何を言った」のかなど、たくさんあると、歌詞になりやすいです。
歌詞は、ある場面の一瞬一瞬を切り取ったものが多いです。
一枚の絵や写真、もしくはワンカットやワンシーンです。
作詞は言葉の芸術です。
シナリオに書いた、主人公と対象物の会話もたくさん書き留めておきます。
そして気になるのが、「嘘」です。
初めてストーリーを書くと、恥ずかしさや、嘘を書いていいのか、とまどいと抵抗があると思いますが、乗り越えてがんがん書きましょう。
慣れの問題です。後はバンドメンバーや友達にしばらく見せない。笑
テレビドラマでも、映画でも、登場人物の24時間を切り取ることはありません。
何を嘘とするかによりますが、トイレに入って、食事をして歯を磨いて、寝るなど、全部が全部描かれてないですよね?
物語は嘘であると言っても、過言ではありません。
リアルであればいいというものでもありません。
割り切りましょう。
「歌の文句じゃないんだから」と、昔の人は日常でキザな言葉に突っ込みをいれてました。
むしろ、日常を見せないことにおもしろさがあります。
と言っても、共感されない内容では誰も見向きもしないので、バランス感覚は必要です。
子供の頃に、童話に触れたことがあると思います。
「舌切り雀」や「さるかに合戦」など。
人間には物語から、「教訓」を読み取る力があります。
伝えたいテーマに物語や教訓を盛り込めば、言いたいことが伝わります。
映画監督になったつもりで、ストーリーを書くもの一つの手です。
作詞におすすめの本は、「小説」です。
ただ文章だけを読むのではなく、作家になったつもりで、裏のメッセージや登場人物の設定、物語の起承転結、感情や気持ちの表現の仕方など読み取ってください。
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