エレキギター初心者にとって、TAB譜の読み方は最初の難関です。
文字や写真だけでは、実際の弾き方を見ないとよくわかりませんよね。
TAB譜とは何んなのか?
なぜ、ギターやベースという楽器には、TAB譜という特殊な譜面があるのか?
それは、楽器自体の構造が特殊な為です。
どういうことかというと、「ド(C)」を一つとっても、同じ高さの「ド(C)」が5つあります。
確認して見て下さい。
- 2弦の1フレット
- 3弦の5フレット
- 4弦の10フレット
- 5弦の15フレット
- 6弦の20フレット
これは、全部同じ高さの「ド(C)」です。
音は同じですが、弦の太さが違うので、倍音が変わってきます。
倍音とは何かと言うと、音の成分です。
ド(C)と鳴らしていても、ド(C)以外の違う音も、うっすら鳴っています。
音が太いと言うのは、倍音をたくさん含んでいる音です。
話を戻しますが、フレーズや弾き易さや好みに応じて、弾き始めを使い分けます。
結論から言うと、TAB譜は弦とフレットが指定ができるので、伝える側も読む側も便利ということです。
TAB譜の読み方
上から1弦2弦…6弦と下がっていきます。
線の上に書いてある数字が、フレット番号です。
弦とフレットの位置を、一致させて弾いてください。
最初の「ド」は、5弦の3フレットから始まります。
TAB譜の記号の読み方
TAB譜の記号の読み方はこちらを参照して下さい。
全部の記号の読み方と解説書いてありますので、何かわからない表記を発見した時に見ると便利です。
音源と音が合わない&フレーズが弾き難いときの対処方法
TAB譜は便利ですが、CD音源と合わせて、同時に弾いた時に、なぜか音が合わなかったりします。
他には、「どんな指の長さをしているんだ?」という、ありえない運指が表記されている場合があります。
なぜ、こんなことが起こるのかというと、
楽譜を作っている製作者が、必ずしも「ギターリスト」ということではないということです。
他には、楽譜製作者が「完コピす」るまで弾き込まないということも、理由に上げられます。
もう一つ上げられるのは、TAB譜自体が間違っている場合です。
では、どうすれば弾きやすくなるのか?
それは、本人の演奏している映像を探して見ましょう。
プロモーションビデオ、教則ビデオ、ライブ映像があれば、徹底的に研究してマネをしましょう。
映像が無ければ、TAB譜を一旦忘れ、弾きやすいポディション他にないかなぁ?と楽譜(おたまじゃくし)を見ます。
TAB譜の音が合っていなければ、耳コピをするしかないありません。
同じ音が5つあると先に説明したように、弾き易いポディションや運指は必ずあります。
手癖というものは誰しもありますので、本人と同じで無くても、自分なりの奏法を見つけるのも、エレキギターの楽しみ方の一つです。
TAB譜通り弾いているのに音が合わない…
チューニングが合っていない場合があります。
エレキギターには、
- レギュラーチューニング
- 半音下げチューニング
- ドロップDチューニング
- 変則チューニング
- カポを使用している
など、いろんなチューニングの設定があります。
楽譜の一番最初に表記と指定がありますので、ご確認下さい。
さらに知識が深まる人気記事
ピアノ関連
>>>ピアノのコードの押え方と考え方<<<
ボーカル関連
>>>歌が上手くなる方法<<<
ギター関連
>>>ギターの弦がびびる原因とは?<<<
リズム関連
>>>5連符&2拍3連の数え方<<<
音楽理論関連
>>>作詞作曲のコツ<<<
ライブ関連
>>>衣装の決め方<<<
雑学関連
>>>肩こり予防の体操<<<